【踊る大捜査線N.E.W.】見る前に知っておきたい!人物・関係を時短予習と復習

【踊る大捜査線N.E.W.】見る前に!33時間分をネタバレなしで時短予習

 

先日、こんな話を耳にしました。

「踊る大捜査線、全然知らないんですよ」

そうですよね。

若い方は知りませんよね。

それなら、ぜひ観てほしい!

そう話していると、

「じゃあ、ドラマから見ます!」

……待って
今から全部観ていたら、映画が終わっちゃう

『踊る大捜査線』は、連続ドラマだけではありません。

スペシャルドラマ、映画、スピンオフ……と長い歴史があり、過去シリーズを全部追いかけると約33時間。

そして『踊る』は、とにかく登場人物が多い!

でも、ただ人数が多いだけではありません。

青島には青島のドラマがあり、室井さんには室井さんのドラマがある。

和久さん、すみれさん、真下さん、雪乃さん、スリーアミーゴス……。

一人ひとりに物語があり、それぞれの思いや関係が少しずつ積み重なって、『踊る大捜査線』の世界ができています。

だからこそ、過去の『踊る』を少し知っているだけでも、

「あっ、この人!」
「あっ、これね!」

そんな瞬間が増えて、『踊る大捜査線 N.E.W.』をもっと楽しめるはずです。

とはいえ、今から33時間はちょっと大変

そこでこの記事では、『踊る大捜査線 N.E.W.』本編のネタバレはせず、映画を観る前に知っておきたい人物と、そのつながりをギュッとまとめます。

全部を覚える必要はありません。

「この人とこの人には、こんな歴史があったんだ」

それが少し分かるだけでも十分です。

33時間分の『踊る大捜査線』を、ここから一緒に時短予習していきましょう!

 

『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』公式

 

 

『踊る大捜査線』を知る鍵は和久さんの言葉

青島俊作ってどんな人?まず知ってほしい青島の原点

元営業マン → 刑事ドラマに憧れて警察官に → 理想と現実のギャップ → 和久さんとの出会い → 室井との出会い

 

「正しいことをしたければ、偉くなれ」

『踊る大捜査線』を知るうえで、ぜひ覚えておきたい和久さんの言葉があります。

「正しいことをしたければ、偉くなれ」

実はこの言葉、最初に青島へ向けて言ったものではありません。

青島が捜査のために訪ねた大河内という人物が、以前、和久さんと一緒に仕事をしていました。

その大河内が青島に、

「和久さんに最後に言われた言葉を、今でも忘れていない」

と話したのが、この言葉でした。

その話を聞いた青島は、和久さん本人に意味を尋ねます。

長年、現場で刑事を続けてきた和久さんが青島に伝えたのは、

自分が正しいと思うことを、自分の信じるままにやりたいのなら、上へ行け。

ということ。

現場で「これはおかしい」と思っても、組織の中では自分の思いだけでは動かせないことがあります。

30年間、現場を見続けてきた和久さんだからこそ出た言葉だったのです。

そして、この言葉が後に青島から室井へとつながっていきます。

現場に立ち続ける青島。
組織の上を目指す室井。

立場は違っても、「正しいと思うことができる警察にしたい」という思いが、二人をつないでいくことになります。

この「上」と「現場」の関係を知っておくと、『踊る大捜査線』のたくさんの登場人物が、ぐっと分かりやすくなります。

 

まずは相関図で「上」と「現場」を見てみよう

踊る大捜査線 見取り図

 

立ち位置 人物 ひとことで
トップ・警察上層部 安住武史(大和田伸也)/池神 ほか 警察組織を上から動かす人たち
本庁・キャリア組 室井慎次/新城賢太郎/沖田仁美/一倉正和 ほか 「上」から事件・組織を見る人たち
現場・湾岸署 青島俊作/和久平八郎/恩田すみれ/真下正義/雪乃/魚住/中西/緒方… 現場で事件と向き合ってきた人たち
湾岸署幹部 神田総一朗/袴田健吾/秋山春海 スリーアミーゴス
専門部隊 草壁/眉田/木島など SAT・爆発物処理班・SIT
事件側 日向真奈美など 過去の重要事件に関わる人物
室井・秋田 『室井慎次』2部作の人物 N.E.W.直前までの流れ

 

トップ・上層部

役名 俳優名 立場・役職
池神静夫 津嘉山正種 警察庁長官まで務めた警察組織トップ層
安住武史 大和田伸也 警察庁・警視庁の要職を歴任した上層部
吉田敏明 神山繁 警視庁副総監を務めた上層部
町屋忠正 辻萬長 警察庁の上層部

 

本庁・キャリア

役名 俳優名 立場・役職
室井慎次 柳葉敏郎 警察庁キャリア・青島と「現場を変える」思いを共有
新城賢太郎 筧利夫 警察庁キャリア・室井とは同期
沖田仁美 真矢ミキ 警視庁の管理官として湾岸署の事件に関わる
一倉正和 小木茂光 警視庁の管理官として捜査を指揮
鳥飼誠一 小栗旬 警視庁のキャリア・管理補佐官

 

湾岸署

役名 俳優名 立場・役割
青島俊作 織田裕二 刑事・物語の中心人物
和久平八郎 いかりや長介 青島の先輩・お手本となった刑事
恩田すみれ 深津絵里 刑事・青島の大切な仲間
真下正義 ユースケ・サンタマリア 刑事として青島たちと勤務、のちに湾岸署長
柏木雪乃/真下雪乃 水野美紀 湾岸署で勤務・真下正義の妻
魚住二郎 佐戸井けん太 湾岸署の刑事
中西修 小林すすむ 湾岸署の刑事
緒方薫 甲本雅裕 湾岸署の警察官
森下孝治 遠山俊也 湾岸署の警察官
和久伸次郎 伊藤淳史 湾岸署の刑事・和久平八郎の甥
王明才 滝藤賢一 湾岸署の刑事
神田総一朗 北村総一朗 元湾岸署署長・スリーアミーゴス
袴田健吾 小野武彦 元湾岸署副署長・スリーアミーゴス
秋山春海 斉藤暁 元湾岸署刑事課長・スリーアミーゴス

 

特殊班・専門部隊

役名 俳優名 所属・役割
草壁中 高杉亘 SAT(特殊急襲部隊)・中隊長
木島丈一郎 寺島進 警視庁刑事部捜査一課・特殊犯捜査係(SIT)
眉田克重 松重豊 警視庁警備部・爆発物処理班
小池茂 小泉孝太郎 警視庁刑事部・交渉課

 

容疑者・事件関係

役名 俳優名 関わった作品・ポイント
日向真奈美 小泉今日子 シリーズを代表する重要人物
増田喜一 岡村隆史 『THE MOVIE 2』などに登場
鏡恭一 稲垣吾郎 TVスペシャルに登場する重要犯人
野口達夫 伊集院光 青島が過去に逮捕した人物
岩瀬修 布川敏和 青島が過去に関わった事件の人物
柏田郁夫 宮藤官九郎 過去事件の犯人として再登場
坂下始 北山雅康 過去シリーズの事件関係者

 

室井・秋田

役名 俳優名 立場・関係
室井慎次 柳葉敏郎 警察を退職し、秋田で暮らす
日向杏 福本莉子 日向真奈美の娘
森貴仁(タカ) 齋藤潤 室井と秋田で暮らす少年
柳町凜久(リク) 前山くうが・前山こうが 室井と秋田で暮らす少年
乃木真守 矢本悠馬 秋田県警の警察官
桜章太郎 松下洸平 警視庁から秋田へ来る刑事
仁狩英明 西村直人 秋田県警の人物
三波行 生駒里奈 秋田側の人物

 

相関図を見て、「こんなに登場人物がいるの?」と思った方もいるかもしれません

でも、全部を覚える必要はありません。

まず知ってほしいのは、この物語の中心にいる青島俊作です。

実は青島、最初から刑事だったわけではありません。

警察官になる前は、一般企業で営業マンとして働いていました。

そんな青島が、なぜ警察官になり、湾岸署の刑事になったのか。

ここを知ると、『踊る大捜査線』の世界が一気に見えやすくなります。

そして、『踊る大捜査線』の面白さはここから。

青島が「これはおかしい」「何とかしたい」と動き出す。

すると最初は、

「また青島が何か始めたぞ」

と、周りが振り回される

ところが、青島が本気で事件や人と向き合う姿を見ているうちに、一人、また一人と周りの人たちが動き始めます。

立場も考え方も違う人たちが、いつの間にか同じ方向を向いていく。

青島が起点となり、周りを巻き込み、最後には一丸となる。

私は、ここが『踊る大捜査線』の大きな魅力のひとつだと思います。

 

青島から見た『踊る大捜査線』|みんなが動き出す理由

 

青島を中心にすると、

和久さん → 青島のお手本

室井さん → 組織を変えるための同志

すみれさん → 現場で共に戦う仲間

真下さん・雪乃 さん→ 湾岸署でつながった仲間

スリーアミーゴス → 青島に振り回されながらも

本庁・上層部 → 青島がぶつかる「組織」

特殊班 → 事件によって青島と交わるプロたち

 

青島から見た和久平八郎

青島にとって和久さんは、ただの先輩刑事ではありません。

刑事ドラマに憧れて警察官になった青島が、現実の警察組織に戸惑いながらも、「自分はどんな刑事になりたいのか」を見つけていく中で、大きな影響を受けた人物です。

経験豊富な和久さんは、熱くなって突っ走る青島をたしなめながらも、その正義感を否定しません。

そして少しずつ、青島に自分の経験や刑事としての思いを伝えていきます。

「正しいことをしたければ、偉くなれ」

この言葉も、そのひとつ。

青島にとって和久さんは、刑事としての先輩であり、先生であり、お手本となった人。

『踊る大捜査線』を見るなら、まず覚えておきたい二人の関係です。

 

青島と和久さん

引用元:X

 

 

青島から見た室井慎次

青島と室井は、立場も性格もまったく違います。

青島は、事件が起きる「現場」にいる刑事。

一方の室井は、警察組織の中で上を目指すキャリアです。

最初から気が合った二人ではありません。

現場を知らずに指示を出す本庁と、その指示に振り回される所轄。

青島にとって室井も、最初はそんな「本庁側の人間」の一人でした。

しかし事件を通して、お互いが「警察をもっと良くしたい」という思いを持っていることに気づいていきます。

そこで生まれたのが、

青島は現場で頑張る。
室井は上へ行って、現場が正しいことをできる組織にする。

という二人の関係です。

離れた場所にいても、目指しているものは同じ。

青島から見た室井は、単なる上司ではなく、自分とは違う場所から同じものを目指す同志。

この二人の関係を知っておくと、『踊る大捜査線』がぐっと面白くなります。

 

青島から見た恩田すみれ

青島にとってすみれさんは、湾岸署でともに事件を追ってきた大切な仲間です。

熱くなると周りが見えなくなる青島に、遠慮なくツッコミを入れ、ときには呆れながらも、いざというときには一緒に動く。

室井が「上」から青島を支える存在なら、すみれさんは同じ現場で青島の隣に立ってきた存在です。

二人は長い時間を一緒に過ごし、言葉にしなくても相手のことが分かるような関係になっていきます。

そして、二人の間には「ただの同僚」と言い切れない空気も……。

でも『踊る大捜査線』は、そこを簡単な恋愛関係として描かないところも面白いところ。

青島が無茶をする。
すみれさんが呆れる。
それでも、最後には一緒に動く。

青島とすみれ

この二人らしい距離感も、ぜひ覚えておいてください。

 

青島から見た真下正義

青島にとって真下は、湾岸署で一緒に事件を追ってきた仲間です。

ただし、青島とは警察官として歩んできた道が違います。

現場を走り回る青島に対して、真下はキャリア組。

どこか頼りなく、青島たちに振り回されることも多かった真下ですが、さまざまな事件を経験しながら少しずつ成長していきます。

そして後には、湾岸署の署長という立場に。

それでも青島との関係は、単純な「署長と部下」だけではありません。

若い頃から同じ事件に向き合ってきた二人だからこその信頼があります。

現場を走り続ける青島と、立場を変えながら成長していく真下。

真下がどんな道を歩いてきたのかを少し知っておくと、『踊る大捜査線』の長い時間の流れも感じやすくなります。

 

青島から見た柏木雪乃(現・真下雪乃)

青島にとって雪乃さんは、少し特別な出会い方をした人物です。

シリーズ初期では柏木雪乃。

ある事件をきっかけに青島たちと出会い、その後、自らも警察官の道へ進みます。

青島は、まだ警察官ではなかった頃の雪乃さんを知り、その成長を近くで見てきました。

やがて雪乃さんは真下正義と結婚し、現在の名字は真下雪乃。

つまり、

柏木雪乃 = 真下雪乃

同じ人物です。

昔の作品では「柏木雪乃」、現在の人物紹介では「真下雪乃」と出てくることがあるので、初めて見る方はここを覚えておくと迷いません。

青島から見れば、事件をきっかけに出会った一人の女性が、警察官となり、そして長年の仲間・真下の家族になったという長い付き合い。

雪乃さんを通しても、『踊る大捜査線』が積み重ねてきた時間を感じることができます。

👉関連記事:柏木雪乃(真下雪乃)と水野美紀の29年|管理官ママになってた!【踊る大捜査線N.E.W.】

 

 

青島から見たスリーアミーゴス

湾岸署といえば忘れてはいけないのが、スリーアミーゴスです。

神田総一朗(北村総一朗)
袴田健吾(小野武彦)
秋山春海(斉藤暁)

湾岸署の署長・副署長・刑事課長として登場した、おなじみの3人です。

青島が「事件のため」「人を助けるため」と突っ走ろうとすると、組織や立場を気にする3人が止める。

ところが青島は止まらない

そのたびに3人は青島に振り回され、ときには本庁にも振り回されます。

一見すると、保身ばかり考えているようにも見える3人。

でも、いざというときには湾岸署の仲間を思い、青島たち現場の刑事を支えることもあります。

青島が動く → 3人が慌てる → 湾岸署全体が動き出す。

このやり取りも『踊る大捜査線』ならでは。

現在は3人とも湾岸署の「元」幹部ですが、長いシリーズを通して愛されてきた名物トリオです。

👉関連記事:踊る大捜査線スリーアミーゴスキャストの現在!誕生秘話と胸熱な名シーンまとめ

 

青島から見た湾岸署の仲間たち

青島の周りには、長年一緒に湾岸署を支えてきた仲間たちがいます。

魚住二郎(佐戸井けん太)
青島たちと数々の事件に関わってきた、湾岸署のベテラン刑事。

中西修(小林すすむ)
魚住さんとともに捜査にあたり、湾岸署らしい温かさを感じさせてくれる刑事です。

緒方薫(甲本雅裕)
森下孝治(遠山俊也)
シリーズ初期から湾岸署に登場し、青島たちの周りでさまざまな事件を経験してきました。

『踊る大捜査線』のおもしろいところは、青島一人だけが事件を解決する物語ではないこと。

青島が動き出すと、最初は「また始まった」と周りが振り回されながらも、いつの間にか誰かが手を貸し、また誰かが動き出す。

そして最後には、湾岸署が一丸となっていく。

青島を起点に、周りの人たちまで動き始める。

この湾岸署のチーム感も、『踊る大捜査線』の大きな魅力です。

 

青島から見た和久伸次郎

和久伸次郎(伊藤淳史)は、青島の恩師・和久平八郎の甥です。

青島にとって「和久」という名前は、もちろん特別なもの。

しかし伸次郎は、和久さんの代わりではありません。

最初は頼りなさを感じさせるところもあり、青島との間にもどこか先輩と後輩のような関係が生まれていきます。

かつて青島が和久さんから刑事として多くのことを教わったように、今度は青島が経験を重ねた刑事として、若い伸次郎と一緒に現場に立つ。

和久さん → 青島 → 伸次郎

こうして世代を越えて、人とのつながりや思いが受け継がれていくところも、『踊る大捜査線』の見どころのひとつです。

伸次郎を見るときは、ぜひ「和久さんの甥」ということを覚えておいてください。

 

青島から見た新城賢太郎

新城賢太郎(筧利夫)は、本庁のキャリアとして登場します。

初めの頃は、所轄と本庁の上下関係を重視し、青島たち現場の刑事とは考え方が大きく違う人物でした。

当然、青島ともぶつかります。

ところが、青島や室井と事件を経験するうちに、新城にも少しずつ変化が。

自分の立場や組織だけを見るのではなく、現場で必死に動く刑事たちにも目を向けるようになっていきます。

ここも『踊る大捜査線』のおもしろいところ。

青島と関わった人が、少しずつ変わっていく。

新城も、そんな一人です。

そして室井とは長い年月を経てもつながりが続いていきます。

青島から見た新城は、最初は「本庁の壁」のような存在。

でも、ずっと敵のままでは終わらない。

この変化を知っておくと、新城という人物がぐっと分かりやすくなります。

 

青島から見た沖田仁美

沖田仁美(真矢ミキ)は、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』で、本庁からやってきた管理官です。

 

青島とは、最初から考え方が大きく違いました。

沖田は組織と指揮系統を重視し、所轄の刑事たちにも自分の指示に従うことを求めます。

一方の青島は、目の前の事件や被害者を第一に考えて動く刑事。

当然、二人はぶつかります。

しかし事件が進むにつれ、沖田も「現場」を無視して捜査はできないことに直面します。

ここでも見えてくるのが、『踊る大捜査線』らしいところ。

青島が相手を言葉で説得するというより、青島が現場で動く姿を見て、周りの人たちが少しずつ動き始める。

沖田も、青島と関わることで変化していく人物の一人です。

青島から見た沖田は、最初は「本庁から来た指揮官」。

でも最後まで、ただの対立相手というわけではありません。

 

青島から見た一倉正和

一倉正和(小木茂光)は、本庁側の管理官として青島たちの前にたびたび登場する人物です。

青島にとって一倉は、事件そのものだけでなく、「本庁と所轄」という警察組織の壁を感じさせる存在のひとり。

本庁は捜査全体を指揮する。

所轄の青島たちは、その指示を受けながら現場を走る。

ところが青島は、現場で「おかしい」と感じれば、指示どおりに動くだけでは終わりません。

そのため、一倉をはじめとする本庁側とぶつかることもあります。

でも『踊る大捜査線』では、本庁=悪、所轄=正義という単純な描き方ではありません。

それぞれの立場で事件を解決しようとしているけれど、見えているものが違う。

青島から一倉を見ると、その「立場の違い」がとても分かりやすく見えてきます。

『踊る』を見るときは、一倉が登場したら、

「あ、本庁側の人だ」

まずはそれだけ覚えておけば大丈夫です。

 

青島から見た鳥飼誠一

鳥飼誠一(小栗旬)は、『踊る大捜査線 THE MOVIE 3』から登場する管理補佐官です。

本庁と所轄をつなぐ立場として青島と一緒に捜査にあたります。

頭の回転が速く、組織の仕組みもよく分かっている鳥飼。

青島とは捜査の進め方も、「正義」に対する考え方も同じではありません。

そして『THE FINAL』では、青島たち所轄に捜査情報を開示しないという異例の捜査方法をとるなど、青島との違いがよりはっきり見えてきます。

ここで注目したいのは、二人とも自分なりの「正しいこと」を考えているというところ。

でも、そのために選ぶ道が違います。

現場で人を見て動く青島。
組織の中で自分の正義を貫こうとする鳥飼。

青島から鳥飼を見ると、『踊る大捜査線』がずっと描いてきた**「正しいことって何だろう?」**というテーマが、また違った形で見えてきます。

 

青島から見た木島丈一郎

木島丈一郎(寺島進)は、警視庁の特殊犯捜査を担当する刑事です。

見た目も言動もかなり強烈

青島とはタイプが違うように見えますが、二人には意外と似ているところがあります。

それは、現場で事件と人に向き合う刑事だということ。

組織の理屈だけではなく、自分の目で見て、自分で考えて動く。

だからこそ木島は、青島たち湾岸署の刑事とも自然に交わっていきます。

『踊る大捜査線』には本庁と所轄の壁がたびたび登場しますが、木島は「本庁だから青島と対立する」という人物ではありません。

青島から見れば、所属は違っても同じ現場で事件を追う刑事仲間。

ちょっと怖そうに見えますが、覚えておくと『踊る』の世界がまたひとつ広がる人物です。

 

青島から見た草壁中

草壁中(高杉亘)は、警視庁の特殊部隊SATを率いる人物です。

青島たちが普段いる「刑事の現場」とは少し違い、人質事件など危険度の高い現場で任務にあたるスペシャリスト。

青島とは立場も任務も違います。

でも、大きな事件が起きれば、青島たち所轄の刑事、本庁、そしてSATなどの専門部隊が同じ現場に集まります。

そこで『踊る大捜査線』らしいのが、それぞれが自分の役割を持っていること。

青島が何でも一人で解決するわけではありません。

現場を走る刑事がいて、指揮する人がいて、特殊な任務を担うプロがいる。

草壁は、その「専門部隊」を代表する人物として覚えておくと分かりやすいです。

「SATの草壁さん」

まずはこれだけ覚えておけば大丈夫です。

 

青島から見た眉田克重

眉田克重(松重豊)は、警視庁警備部の爆発物処理班に所属する人物です。

爆発物が関わる危険な現場で、その処理を担当するスペシャリスト。

青島たち刑事が事件を追う一方で、爆発物という特殊な危険に対応するのが眉田たちの役目です。

『踊る大捜査線』では、事件が大きくなるほど、所轄、本庁、SAT、爆発物処理班など、さまざまな部署の人たちが現場に集まってきます。

そして、それぞれが自分の仕事をすることで事件に立ち向かっていく。

青島から見れば、眉田は所属も仕事も違いますが、同じ現場を支えるプロの一人。

まずは、

「爆発物なら眉田さん」

と覚えておけば十分です。

 

青島から見た小池茂

小池茂(小泉孝太郎)は、犯罪交渉のスペシャリストです。

『交渉人 真下正義』では、真下を支える交渉課準備室のメンバーとして登場しました。

青島たちが現場を走って犯人を追うのに対して、小池たちは犯人との「交渉」や情報分析から事件に迫ります。

つまり『踊る大捜査線』の世界には、

青島のように現場を走る刑事。
SATのように危険な現場へ突入する部隊。
爆発物を処理する専門家。
そして、犯人と交渉する専門家。

それぞれ違う方法で事件に向き合う人たちがいます。

小池も、その一人。

青島との直接的な関係を覚えるというより、

「真下と一緒に交渉の現場で活躍した人」

と覚えておけば十分です。

 

青島から見た事件側の重要人物・日向真奈美

日向真奈美(小泉今日子)は、『踊る大捜査線』を予習するなら覚えておきたい、事件側の重要人物です。

青島たちとは、ある事件をきっかけに関わることになります。

ただ、ここで詳しく説明してしまうと、過去シリーズのおもしろさまでネタバレしてしまいます。

なので、見る前の予習では、

「日向真奈美という重要人物がいた」

まずは、それだけ覚えておけば大丈夫です。

なぜ彼女が重要なのか。

そして、その存在が長い『踊る大捜査線』の物語にどうつながっていくのか。

それは作品を見ながら知ってほしいところです。

 

室井慎次から秋田へ――次の世代につながる人たち

ここまで、青島から見た人物を中心に紹介してきました。

そしてもうひとつ、『踊る大捜査線 N.E.W.』を見る前に知っておきたいのが、室井慎次のその後です。

青島と「現場」と「上」、それぞれの場所から警察を変えようとしてきた室井。

その室井の物語は、2024年公開の

『室井慎次 敗れざる者』
『室井慎次 生き続ける者』

へと続いていきます。

舞台は秋田。

ここで室井は、これまでの警察組織とはまた違う人たちと出会い、新しい関係を築いていきます。

そして、この秋田で登場する人物たちの中にも、過去の『踊る大捜査線』とつながる人がいます。

ここからは、その人物たちを簡単に見ていきましょう。

 

室井から見た日向杏

日向杏(福本莉子)は、『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』に登場する人物です。

そして、ここで覚えておいてほしいのが彼女の母親。

日向杏の母は、先ほど紹介した日向真奈美です。

「あっ、ここでつながるんだ!」

まさに今回の予習で知っておいてほしいポイントです。

かつて青島たちが関わった事件の人物・日向真奈美。

その娘である杏が、長い年月を経て室井の物語に登場します。

『踊る大捜査線』は、昔の登場人物や出来事が、その場限りで終わらないことがあります。

親から子へ。
過去の事件から、その先の物語へ。

日向杏は、『踊る大捜査線』が積み重ねてきた長い時間を感じさせる人物の一人です。

 

室井から見たタカ(森貴仁)

森貴仁・通称タカ(齋藤潤)は、秋田で室井と暮らす少年です。

警察組織の中で生きてきた室井が、秋田で新しい生活を始める中で、とても大切な存在になっていきます。

かつての室井といえば、青島との約束を胸に、警察組織の中で上を目指してきた人物。

そんな室井が今度は、子どもたちと向き合い、家庭のような場所をつくろうとしている。

ここは、昔の室井を知っているほど大きな変化を感じるところです。

タカについては、細かな事情まで覚えなくても大丈夫。

「秋田で室井と一緒に暮らしている少年」

まずは、これだけ知っておけば十分です。

 

室井から見たリク(柳町凜久)

柳町凜久・通称リク(前山くうが・前山こうが)も、秋田で室井と暮らす少年です。

タカとリク。

この二人は、警察を離れた室井の「その後」を知るうえで大切な存在です。

かつての室井は、警察組織の中で上へ行き、青島たちがいる現場を変えようとしていました。

しかし秋田では、室井が向き合うものが大きく変わります。

組織ではなく、目の前にいる子どもたち。

室井がタカやリクとどんな暮らしをしているのか。

そして、なぜ室井が彼らと一緒にいるのか。

そこは『室井慎次』2部作でぜひ見てほしいところです。

予習では、

「タカとリクは、秋田で室井と暮らしている子どもたち」

ここを覚えておけば大丈夫です。

 

室井から見た乃木真守

乃木真守(矢本悠馬)は、『室井慎次』2部作に登場する秋田県警の警察官です。

警察を離れ、秋田で新しい生活を送る室井。

そんな室井と、今度は地元・秋田の警察官として関わっていくのが乃木です。

かつての室井は、本庁のキャリアとして青島たち所轄の刑事に指示を出す側でした。

ところが秋田では、室井自身はもう警察官ではありません。

元警察官の室井と、現役警察官の乃木。

この立場の変化を知っておくと、昔の『踊る大捜査線』との違いも見えてきます。

予習では、

「乃木=秋田で室井と関わる警察官」

まずは、これだけ覚えておけば大丈夫です。

 

室井から見た桜章太郎

桜章太郎(松下洸平)は、警視庁刑事部捜査第一課の刑事。

『室井慎次』2部作から新しく登場した人物です。

 

秋田で事件が起きた際、室井は秋田県警本部長となった新城から頼まれ、桜とともに捜査に協力することになります。

そして桜を見ていると、昔から『踊る大捜査線』を見てきた人なら、

「あれ? なんだか誰かに似てない?」

と感じるかもしれません。

それもそのはず。

本広克行監督は、桜を演じる松下洸平さんに、撮影前から青島刑事を感じさせる人物でいてほしいという趣旨の演出をしていました。

組織に縛られず、まっすぐで熱い。

そんな桜の姿を見た室井にも、かつて一緒に事件を追った青島を思わせるものがあったのかもしれません。

青島と約束を交わした室井。
その室井の前に現れた、青島を思わせる若い刑事・桜。

桜章太郎は、ここを覚えておくと分かりやすい人物です。

 

『踊る大捜査線 N.E.W.』から登場する新しい顔

ここまで過去シリーズからつながる人物を紹介してきましたが、『踊る大捜査線 N.E.W.』には、新しく仲間入りする人物もたくさんいます。

ここではネタバレを避けるため、公開されている基本情報だけを簡単にご紹介します。

 

 

「この人が新メンバーなんだ!」

くらいに覚えて、あとは映画館でのお楽しみに

役名 俳優名 肩書・所属
芝田ひばり 趣里 台東警察署 刑事課強行犯捜査係
美浦秋 白洲迅 麻布中央警察署 刑事課強行犯捜査係
北丘雲斗 佐々木蔵之介 警視庁 刑事部捜査第一課長
真下勇気 増田貴久 警視庁 刑事部捜査第一課管理官
小昏双葉 野呂佳代 警視庁 警務部厚生課
指方輝 佐藤二朗 警視庁クリニック・医師
掛井れのん 玉井詩織 警視庁クリニック・看護師
村下希衣子 藤吉夏鈴 女子高校生
須永あかね 齊藤なぎさ 女子高校生

 

👉関連記事:【踊る大捜査線N.E.W.】主要キャスト24名|新旧役職の変化を徹底解説

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

約33時間ある『踊る大捜査線』の歴史。

こうして振り返ってみると、本当にたくさんの人たちが登場してきました。

でも、全部を覚える必要はありません

**青島を起点に、人がつながり、周りが動き、いつの間にかみんなが一丸となっていく。**

私は、そこが『踊る大捜査線』のおもしろさだと思っています。

和久さんから青島へ。

青島と室井へ。

そして、その思いやつながりは次の世代へ。

長い時間をかけて積み重ねてきたものを少し知っているだけで、『踊る大捜査線 N.E.W.』を観たときの

「あっ、この人!」
「あっ、これね!」

が、きっと増えるはずです。

33時間全部観る時間がなくても大丈夫。

映画を観る前に、

「この人、誰だったっけ?」

と思ったら、またこの記事を開いてみてください。

この“時短予習”が、『踊る大捜査線 N.E.W.』をもっと楽しむお手伝いになればうれしいです。

それでは――

事件は会議室で起きてるんじゃない。

続きは、映画館で✨

踊る大捜査線 9月18日公開決定

引用元:公式サイトより

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